IoT技術やクラウドサービスを活用した「次世代製造管理システム」の開発を生産システムの成熟度レベルに応じた機能拡張のロードマップに沿って進めている。
各種カメラを「見える化」の新たなセンシング手段として捉え,映像解析技術と製造実績データとの連携により,短期的には品質改善や生産性向上を,長期的にはビッグデータ解析技術との組み合わせによる改善施策提案やサプライチェーン全体の最適化を図る。
加工・組立型製造業の現場を3Mの観点で分析し,映像解析技術が効果的な解析対象を決定した。また,距離カメラで撮影した映像から作業者動作の特徴量を抽出し,標準動作からの逸脱を検知する技術を開発し,顧客協創プロジェクトにおける製造現場の実映像を用いた実証実験によって効果を確認した。