近年の社会インフラのネットワーク化により,社会インフラに供されるシステムにおいてもセキュリティリスクが高まっている。これらのリスクの高まりに対応し,国際標準化団体や業界団体においてシステムへのセキュリティ要件を定める活動が進められている。
日立は,サイバー攻撃の潮流への対応および長期間の運用など,社会インフラとして求められる要件を「H-ARCコンセプト」として整理し,IECで検討を進めてきた。その要件は将来のファクトリー像および必要な技術を示すホワイトペーパー「Factory of the future」に提案し,現在採択されている。
今後のIoTの進展などにより,セキュリティは一層重要となる。日立は,誰もが安心して利用できる安全な社会インフラ実現のため,セキュリティソリューションを提供していく。