人と議論ができるディベート人工知能システムの研究開発に取り組んでいる。

このシステムは与えられた議題に対して，複数の観点に基づいて意見を述べた短いargumentを出力する。argumentは，大量の文書の中から，証拠やよしあしの分析，考察などを収集し，10文程度の文章に集約したものであり，人が意思決定をするときのエッセンスを凝縮したものである。ディベート人工知能により，複数の観点から事業機会やリスクを定常的に洗い出すことが可能になる。企業や組織におけるイノベーションを支えるITシステムをめざして，オープンな協創により開発を加速していく。