Overview
科学や社会の発展には,計測・分析,すなわち「見る」,「測る」,「解析する」ことが不可欠である。新たな科学の発見の多くは,計測・分析技術の進歩によってもたらされ,それゆえに計測・分析技術は「Motherof Science」と呼ばれる。産業分野でも,研究開発から生産現場に至るまで,さまざまな計測・分析技術が広く活用され,新技術の開発や製品の品質向上などを支えている。計測・分析技術は,イノベーションや革新的ソリューションを創出する基盤として,環境・新エネルギー,新素材,ライフサイエンス,エレクトロニクスなどのさまざまな分野を進展させ,社会の発展に貢献している。
また日立グループは,電子顕微鏡や分析装置を中心に,計測・分析技術の開発や製品・ソリューションの拡充に取り組んでいる。日立グループ内だけでなく,国内外の大学・研究機関,あるいは企業とも連携してのコラボレーション(協創)により,計測・分析技術そのものの発展と,最先端の計測・分析技術による科学や社会の発展に貢献することをめざしている。