日立グループは,2015年に研究開発体制を刷新し,研究者が顧客とともに課題を探り,ソリューションを協創する,顧客起点の研究開発へと舵を切った。
デジタライゼーションの波がビジネスや社会のあり方を大きく転換しようとしている今日,顧客や社会が抱えるさまざまな課題を解決していくためには,これまでの延長線上にない,新しい発想とイノベーションが求められている。
それらを生み出すために必要なものは何か――。
英国でも歴史あるテクノロジーコンサルティング企業として,数々のイノベーションを支援してきたケンブリッジコンサルタンツのCEO,アラン・リチャードソン氏を迎え,全世界約2,700名の研究開発グループを率いる鈴木教洋と語り合った。