―基礎研究センタ―
ICT(Information and Communication Technology)の発展,グローバル化の進展,人々の価値観の多様化などにより,知識や価値の創造プロセスが大きく変化し,経済や社会の在り方や産業の構造が急速に変化する大変革時代が到来している。基礎研究センタは,「ビジョンに基づく探索型基礎研究で新領域を開拓する」ことをミッションとして,大変革時代における将来社会の在るべき姿を描き,その実現にオープンイノベーションで取り組んでいる。特に,日本政府が提唱する,社会課題解決と経済成長を両立させる人間中心の「超スマート社会」の実現(Society 5.0)に向けた研究開発を重点的に推進している。イノベーションの芽となる技術開発に取り組むとともに,これらの芽を育成するオープンイノベーションプラットフォームの構築を進めている。