1. 大阪広域水道企業団送水管理センター 保全・図面情報管理システム
大阪広域水道企業団は府内42市町村に対して水源的役割を担っており,将来にわたり府域に安全・安心で良質な水を安定的に供給し続けられる水道をめざし,施設の健全性の保持と長寿命化に努めている。その一環として,府域の設備の適切な保守点検・補修・修繕の効率化を目的に,送水管理センターほか8か所に設置されている保全・図面情報管理システムを更新した。
主な特長は以下のとおりである。
- Webシステムを採用し,事務系LAN(Local Area Network)上の職員端末でも専用システムをインストールすることなくデータ閲覧および編集を可能にした。
- 可搬性・耐久性に優れたタブレットPCを採用し,現場での点検作業や故障対応などの保全業務,改造・更新に伴う現地調査などの設計業務の効率化を図った。
- 施工業者および補修・保守業者より提出された機器名簿や完成図書,補修・保守報告書を簡易にシステムに取り込む機能を設け,企業団職員のデータ入力作業の効率化を図った。